お金を借りるときの注意点(1)借りる側のチェックポイント

2011年10月12日 11:50




色々と出費がかさむ時期、どうしてもお金を借りないといけない場面もでてくる場合があるかもしれませんね。
そんなときに、キャッシングや消費者金融などと賢く付き合うために必要な情報をご紹介します。

借金問題でトラブルを起こさないためにも、お金を借りる場合の心構えやチェックポイントなどをまとめました。

借金を考えている人は借りる前にぜひ、読んでみてください。



●借入先を選定する


クレジットカードのキャッシングや消費者金融のキャッシングなど、お金を借りる先は色々あります。
クレジットカードをよく使用する人は、キャッシングにもクレジットカードを使いがちでしょうが、金利は高めになることもあります。場合によっては消費者金融のキャッシングのほうが低利で借りられることもあるので、借入先についてはあとあとの返済のことを考え、様々なキャッシングの金利を比較して選択しましょう。





●自分はいくら借りられるか知る

2010年6月から消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者からは年収の3分の1を超える借入れができなくなりました。(総量規制)例えば、年収300万円の人が借りられるのは100万円までとなります。複数の貸金業者から借りている場合は、全ての貸金業者からの借入れの合計が年収の3分の1以内である必要があります。

ここでいう「年収」には次のものが含まれます。
(1)給与、(2)年金、(3)恩給、(4)定期的に受領する不動産の賃貸収入(事業として行う場合を除く。)、(5)年間の事業所得(過去の事業所得の状況に照らして安定的と認められるものに限る。)例えば、宝くじの当選金や競馬などで得たお金のような一時的な収入は、この「年収」には含まれません。


収入の無い専業主婦(主夫)については、総量規制の例外として、年収と借入限度額については配偶者と合算して考えます。配偶者の同意書、婚姻関係を示す書類などを用意したうえで、配偶者とあわせて、合算した年収の3分の1までの額を借りる事が出来ます。




●借りていいのは限度額までではなく「返せる金額」まで

ついつい限度額まで借りてしまいそうになりますが、借りる前には必ず返すことを考えて、金利や手数料を含めた毎回の支払額をシュミレーションすることが大切です。返済計画が立てられないお金は借りないのが決まりです。

返済額のシュミレーションのときに注意したいのがリボ払いでの返済です。ほとんどの消費者金融では、利用金額にかかわらず毎月一定の決められた額を返済する「リボ払い」(リボルビング払い)という返済方法を採用しています。

一見返済が楽でよさそうに思えるかもしれませんが、借入額が大きい場合は返済期間も長くなるため、当然その分利息の負担は増えます。また、借入額を増やしても毎月の返済額が変わらないと、総借入額や総返済額に意識が向きにくくなり、無計画な借金や借りすぎに繋がりやすくなります。

いつまでたっても返済期間が終わらない、という事にならないように、お金を借りるときにはその返済のしくみまでしっかり理解しておきましょう。



●借金返済のための借り入れはしない

借金返済のための借り入れはしないのが鉄則です。借金の返済のために他の金融業者からお金を借り入れるという行為を繰り返していると、雪だるま式に返済しなければいけない金額が増えていきます。この多重債務の状態に陥ってしまうと、個人の力だけで抜け出すことは困難です。

多重債務には任意整理、調停による整理、個人再生手続き、自己破産などの解決法がありますが、大変な労力がかかりますし、自己破産となると、破産者の住所・氏名が官報に掲載されたり、信用情報機関のデータファイルに記録され、最大で7年間は住宅ローンを組んだりできなくなるなど、デメリットも多くあります。また、場合によっては、自己破産しても裁判所から借金の免除(免責)許可が受けられないこともあります。

多重債務に陥らないようにすることが一番であり、多重債務の状態になってしまった場合は早期に解決することが重要となります。借入れないと借金が返済できない状態になったら、その時点ですぐに弁護士会などに相談をしましょう。



●カードはしっかり管理

キャッシングカードやクレジットカードなどの貸し借りは行わず、自分でしっかりと管理をしましょう。他人に貸したカードを利用して発生したキャッシング等の債務は、原則としてカードの持ち主本人に返済義務があります。

また、きちんと管理するためにも、むやみやたらに数多くのカードを持つことは控えるべきです。



簡単にお金を借りることが出来る今だからこそ、
借りているお金であるという自覚を無くさず、自分で借り入れや返済の状態をしっかり管理していくことが重要です。
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