みんなはレジャー旅行にいくらかけている?

2013年9月11日 11:00

皆さんの中には、これから夏休みを取得される方、また9月の連休に旅行を計画されている方もいらっしゃることかと思います。景気も上向いてきたし、少し遠出でもしようかな。とお思いの方も多いことでしょう。


それでは一体どのぐらいの費用をかけて旅行をすることが妥当なのでしょうか?もちろん、収入や家族環境、旅行に行く地域や日数などによっても異なるため、必ずしもこの金額でと確定できるものではありませんが、よその家計がどのぐらい旅行にお金をかけているかを見ることで、一般的な家計(2人以上の世帯)における1年間の平均旅行代金を知ることができます。
それでは一体どのぐらいの旅行代金をかけているのか、実際にご覧になっていただきましょう。

総務省『家計調査(二人以上の世帯)』の調査結果によれば、1世帯が1年間にかけるレジャー関連費用は下記のとおりとなっています(外食費、交通費除く)。
<表:1世帯がかけるレジャー費用(単位:円)>


この表からわかることは、おおよそ1世帯における1年間にかけるレジャー費用は10万円前後であるということです。今年は景気も良くなってきている兆しがみえますので、多少使うお金は増えても良いのではないでしょうか。ただし、パック旅行以外での旅行の場合には、交通費が別途かかりますし、また外食する場合には外食費用がかかります。そのため、表の金額だと「意外に少ないな」と感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、その分を考慮する必要があります。

また、これらを勤労者世帯で、かつ年収別に平成24年の金額を計算してみたいと思います。
<表:平成24年に勤労者世帯1世帯がかけたレジャー費用(単位:円、年収別)>


皆さんのご家庭の収入と照らし合わせてみてください。もしこの金額よりもはるかにオーバーしているという場合は、もしかすると使い過ぎかもしれません。なお、旅行時に外食などされると思いますが、それらだけを抽出した金額は不明なため、旅行日程にもよると思いますが、1万円以上は見積もっておいた方がよいでしょう。

さて、ここでレジャーにかける費用は一体どれぐらいが一般的なのか、具体的に考えてみましょう。上記表からわかることは、おおよそ年収の1~2%ほどをレジャー費用にあてているという点です。外食やパック旅行以外の交通費も加味するのであれば、年収の3~5%ほどに該当する可能性もあるといえましょうか。

年収の3~5%程度の支出であれば、一般的には問題ない水準といえます。したがって、年収500万円の方が家族で旅行に出かける場合には、年間で15~25万円程度の出費が妥当と見積もれます。夏休みや秋休みの旅行代金としては、その半分程度まで、つまり家族で7~12万円までが一つの目安といってよいのではないでしょうか。

ただし、住宅ローンを重く抱えているケースや子どもの教育費に多く資金が必要といったケースではなかなかその支出も難しいかもしれません。かといって、レジャーは楽しみたいですよね。

そうした場合に賢いレジャーで楽しむ方法として、例えば工場見学に行くといった方法があります。お菓子製造の工場見学やビール工場見学、消防では地震体験など、価値のある体験ができる施設は実は全国にたくさんあります。ましてや、ビール工場見学などではビールの試飲や場合によってはお土産もあるかもしれません。

こうした見学施設は、例えば学研が運営する「全国工場見学ナビ」などで探すことができます。今からでも遅くありません。レジャー費用をできるだけうかして楽しみたい方は必見です。

(参考)
全国工場見学ナビ
http://kids.gakken.co.jp/spguide/html/spguide/factory_navi/

総務省「家計調査」
http://www.stat.go.jp/data/kakei/2.htm

(CFP 認定者、ファイナンシャル・プランナー 伊藤亮太)
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