自分は多い?少ない?よその家の外食予算はいくら?

2013年9月30日 11:00

食の秋、といってよい季節になりつつあります。どうしても食べ過ぎてしまいまがちで、お財布のひもも緩む状況になりやすくなる方が多いのではないでしょうか。
お財布のひもをきゅっと締める方法として外食を極力避け、自炊する方法が考えられますが、そうはいってもたまには外でおいしいものを食べたいと思いますよね。


そこで、よその家計が外食にどれぐらいかけているか調べてみました。よその家計状況から見て、我が家の外食費が多いのかどうかを判断することができれば、外食の頻度をどのぐらいにするか、検討することができるといえます。少なければ、少しリッチなランチやディナーの機会をつくることも可能ですよね。

それでは、気になるよその家計の外食費用、その実態はどうなっているのでしょう?


実は総務省「家計調査」から、実態を把握することができます。

総務省「家計調査」をもとに、過去5年間における二人以上世帯の年間の外食費用をピックアップしてみました。

<表:1世帯が1年間にかけた外食費用(単位:円)>

一般的な世帯における1年間にかける外食費用は、おおよそ16万円程度、月に直すと1.3万円ほどとなっています。1日当たりで換算すれば400円ほどとなります。おそらくご家庭をお持ちの場合には、お弁当でお昼をまかない、夜は自宅でというパターンやお昼だけ社食や外食というパターンで夜は自宅という方が多いからでしょう。さほど外食費用としては支出の割合は高くないといえます。それではこれを勤労者世帯の年収別にみるとどうなるでしょうか。平成24年の場合を調べてみました。

<表:平成24年に勤労者世帯1世帯がかけた外食費用(単位:円、年収別)>


当然のことながら、年収が高くなれば外食費用も増えるわけですが、2人以上の1世帯ということを考慮すると一般的な家計においては、月に数回の外食か、もしくは外食といってもファーストフードのようなお店に行く機会の方が多いのかもしれません。年収のおおよそ2%前後が毎年外食費用として使われていると想定されます。

もうひとつ、単身者の場合も見ていきましょう。単身者(勤労者)の外食費用は多そうな気がすると思いますが、実態はどうなのでしょうか。



<表:平成24年に単身者/勤労世帯1世帯がかけた1ヵ月の外食費用(単位:円、年収別)>

やはり男性の場合には、ランチなど外食で済ませるケースが多いからでしょう。毎月の外食費用は多めとなっています。一方、女性の場合には、お弁当持参や夜は自炊といった影響からでしょうか。男性の半分程度の外食費用となっています。1日に直せば、男性で平均734円ほど。ちょうどお昼の定食代ぐらいといえます。昼夜外食という方はこれを軽くオーバーしている可能性もあります。

以上が、平成24年の家計調査から見た、勤労者世帯、男女別の外食費用です。当然、年収や家族環境によっても異なりますが、単身者の場合には年収(もしくは月収)の5~6%程度を一つの目安としておくとよいでしょう。

ちなみに、節約したい場合には、まっさきにその対象候補にあがるのは外食費用といってよいでしょう。使い過ぎているなと思った方は、この際家計簿をつけてみるのもよいかもしれません。また、外食費用に関して、頻度を落として自炊を増やすか、外食に行く場所を変える(単価の安いお店に行く機会を増やす)ことを検討されるとよいでしょう。

プチ贅沢も家計の効用を考えればしたいもの。よその外食費用と比べてみてください。少なければ少し贅沢をしてもよいと思います。一方、少し多すぎるなと思った方は減らす努力をすることも必要かもしれませんね。

(参考)
総務省「家計調査」
http://www.stat.go.jp/data/kakei/2.htm

(CFP認定者、ファイナンシャル・プランナー 伊藤亮太)
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