キャッシングの利息について計算してみよう

2013年10月24日 11:00

皆さん、もしお金を借りようと思った場合、利息をどのように計算すればよいかわかりますか?金利が違えば、借りたお金に関してかかる利息もまったく異なってきます。
ここでは、キャッシングを行った場合に、利息を実際どれぐらい支払う必要があるのか、簡単な事例で見てきたいと思います。

■支払利息の計算方法
キャッシングにおいては、利息の計算方法は単利計算になります。単利とは、借りた元金部分に対してのみ利息がかかる計算方法になります。支払わなければならない利息の計算式は下記の通りです。

【支払利息の計算】
借入金額×年利(%)÷365日×借入日数

例えば、今、借入を110万円、年利8%で100日間行ったとしましょう。
この場合の利息はいくらになるかというと、110万円×8%÷365日×100日≒24,109円と計算できます。

つまり、借り入れてから100日経過後には110万円+24,109円=112万4,109円を返済すればよいということがわかります。

次に、一気に返済するのではなく、何回かにわけて返済していく場合の利息の計算を見ていきましょう。
ここでは2通りの返済方法、元金均等返済方式と元利均等返済方式を見ていきましょう。

【1】 元金均等返済方式の場合
元金均等返済とは、毎回の返済時の元金部分は一定額ずつ返済し、利息部分は変動する(最初のうちは多くなる)返済方式になります。下記の計算式にて毎月の返済額や支払利息が決定されます。

・第一回目の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】借入金額(元金)÷支払回数
【支払利息】借入金額(元金)×年利(%)÷365日×30日
※1ヵ月は便宜上30日として設定

【借入残高】借入金額(元金)-毎月返済額

・第二回目以降の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】第一回目と同じ
【支払利息】借入残高×年利(%)÷365日×30日
【借入残高】借入金額-毎月返済額

具体的には、以下のような計算を行うことで毎回の支払利息及び返済金額は計算できます。
〔例〕借入金額110万円を年利8%で10回(10ヵ月)で返済する場合

・第一回目の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】110万円÷10回=11万円
【支払利息】110万円×8%÷365日×30日≒7,232円
【借入残高】110万円-11万円=99万円
※実際の第一回目の返済額は、11万円+7,232円=11万7,232円となります。

・第二回目の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】第一回目と同じ11万円
【支払利息】99万円×8%÷365日×30日≒6,509円
【借入残高】99万円-11万円=88万円
※実際の第二回目の返済額は、11万円+6,509円=11万6,509円となります。
この計算を上記の場合10回目まで行うことで利息を含む総返済額を計算することができます。

【2】 元利均等返済方式の場合
元利均等返済とは、毎回の返済時の元金部分と利息部分の合計額が定額となる返済方式になります。下記の計算式にて毎月の返済額や支払利息が決定されます。

・第一回目の返済額及び支払利息計算方法
【支払利息】借入金額(元金)×年利(%)÷365日×30日
【元金充当部分】毎月の返済額-第一回目支払利息
【借入残高】借入金額(元金)-元金充当部分

・第二回目以降の返済額及び支払利息計算方法
【支払利息】借入残高×年利(%)÷365日×30日
【元金充当部分】毎月の返済額-その回の支払利息
【借入残高】借入金額-元金充当部分
具体的には、以下のような計算を行うことで毎回の支払利息及び元金充当部分は計算できます。
〔例〕借入金額110万円を年利8%で10回(10ヵ月)で返済する場合

・第一回目の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】110万円÷10回=11万円
【支払利息】110万円×8%÷365日×30日≒7,232円
【元金充当部分】11万円-7,232円=102,768円
【借入残高】110万円-102,768円=99万7,232円
※実際の第一回目の返済額は、11万円となります。

・第二回目の返済額及び支払利息計算方法
【毎月の返済額】110万円÷10回=11万円
【支払利息】99万7,232円×8%÷365日×30日≒6,557円
【元金充当部分】11万円-6,557円=103,443円
【借入残高】99万7,232円-103,443円=89万3,789円
※実際の第二回目の返済額は、11万円となります。


以上のような計算方法にて利息及び返済額は計算できます。実際にキャッシングをしたいと思った皆さん、どれぐらい利息がかかるのか、前もって計算しておきましょう。そして、無理のない返済で、かつ確実に返済にできるようにしておきましょう。

(CFP認定者、ファイナンシャル・プランナー 伊藤亮太)
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